GoogleSEO対策に効果のある見出しの文字数と使用量とは
◎SEO対策で「見出し」はなぜ必要なのか
本に題名や目次があるように、Web記事の内容をわかりやすく表現する「見出し」のことを「見出しタグ」や「ｈタグ」などと言います。
この「hタグ」は文章をまとめたり読みやすくするタグで、表示される文字の大きさごとに「h1」〜「h6」と６種類あり、記事の構成によって使用します。Googleはページ内に記述されている「h1→h2→h3→h4→h5→h6」の順番で優先すべき見出しを区別するので、数字の小さなタグほど重要とされ、「h1」がそのWeb記事にとって一番注目する内容であると受け取ります。
なので、HTMLに記述する際に「h1→h2→h3→h4→h5→h6」と小さな数字を先にライティングすると、Googleがそのページの内容や構成を効率的に理解することからSEO対策につながります。
◎見出しを記述する効果
Googleにページの内容を伝える役割の他にも、「ｈタグ」を適切に使用すると、ページを訪れたユーザーに「何を言いたいのか」が伝わりやすくなります。だらだら長い文章がずっと続いて読みにくかったり、内容が頭に入りにくいサイトはユーザーにとって魅力的ではありません。
また、「ｈタグ」は数字が小さいほど、文字の大きさが大きいので、伝えたいことが順番に「h1（大きい文字の見出し）→h2（中くらいの文字の見出し）」というように、ページを読むときに記事が「hタグ」で区切られていると訪問ユーザーが視覚的にも見やすいという効果があります。
◎最適な見出しの文字数と使用量
①文字数について
見出しの文字数に制限はありませんが、人気のページなどを見ると長くても３０文字前後に文字数をまとめているサイトが多いことがわかります。
「見出し」＝「伝えたい言葉」のはずが、長くなってしまうと「見出し」というより文章になってしまうことや、「見出し」の印象が薄れてしまうこともあることから、「見出し」はページの内容を反映した「キーワード」を入れつつ簡潔に説明する文字数が望ましいです。もし文字数が多くなる場合は、前半に伝えたいキーワードをもってくると、何が言いたいのか理解しやすいでしょう。
②使用量について
「ｈタグ」の使用について、Googleは「１ページに複数あっても問題ない」としています。しかし、一般的に１番重要とする内容となる大きい見出しの「h1」タグが１ページに何個もあるよりも１ページに「h1」タグは１つの使用、多くても２つまでにする方が記事の構成的に良いとされています。
「h2」～「ｈ６」のタグは記事の内容にあわせて記述することが望ましいので、６種類全てを使用する必要もありません。ライティングする時に「ｈタグ」を使用する量よりもユーザーに何を伝えたいか、表現の仕方によってバランスよく「hタグ」を使用すると内容の良い構成のページになります。
このように、構築したページの内容をGoogleやユーザーが把握しやすく表現できる「見出し」はとても便利なSEO対策のアイテムです。自分のサイトをより良く伝えられるように「見出し」を活用してみましょう。
